家選びを始めたとき、多くの人が悩むのが「建売住宅にするか、注文住宅にするか」という選択です。
家が欲しい!と調べても、難しい用語が多くなかなか自分に合うスタイルが見えてこない…という方も多いのではないでしょうか?

私は最初、注文住宅しか見えていませんでした…
この記事では、「注文住宅・規格住宅・建売住宅」の違いを洋服選びになぞらえながら、自分に合う家を見つけるための考え方をわかりやすく解説します。
この考え方を取り入れると、住宅タイプの違いがスッと理解できるだけでなく、初心者の方でも「自分たちに合う家」のイメージをつかみやすくなりますよ。



家探しの進め方を整理するヒントにしてみてね
家探しは洋服探しと似ている|3つのタイプを比較


洋服選びを大きく分けると、「オーダーメイド」「セミオーダー」「既製品」の3パターンになります。



服は既製品で買うのがほとんどかな
実は、住宅にも同じように「注文住宅」「規格(セミオーダー)住宅」「建売住宅」の3タイプがあるんです。
それぞれの特徴を、洋服にたとえてわかりやすく整理すると以下のようになります。
| 洋服のタイプ | 住宅のタイプ | 特徴・メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|
| オーダーメイド | 注文住宅 | 理想を細かく形にできる 自由度が高い | 時間・費用がかかる 打ち合わせが大変 |
| セミオーダー | 規格住宅 セミオーダー住宅 | コストを抑えつつ、 ある程度自由にできる | 選択肢に制限がある |
| 既製品 | 建売住宅 | 価格・仕様が明確 完成済みを見て選べる | 間取りの自由度がない 理想とズレる可能性も |



わが家の場合は「予算とスケジュール」を考えたときに、建売住宅が一番現実的だと思ったんだ
「好き」と「似合う」は違う|住宅選びでも意識したい視点
洋服でも「このデザインが好き!」と思っても、実際に着ると似合わなかった…という経験がありませんか?
住宅も同じで、「好きな家」=「自分たちの暮らしに合う家」ではないことがよくあります。
例えば…
- レンガ造りの洋風の家が好きでも、蓄熱性が高く夏場は夜間に部屋が暑くなりやすい
- 輸入住宅が好みでも、メンテナンスやパーツ交換にコストがかかる
- 見た目は素敵でも、収納が少なくて日常生活に不便
住宅は「一目惚れ」で選ぶものではなく、家族のライフスタイル・地域環境・維持コストまで含めて、「似合う」を意識することが大切です。



後悔しない家探しのポイントだよ
着心地=住み心地|実物を見て体感することの大切さ
洋服は、試着して初めて「着心地」や「シルエット」がわかるもの。
同じように、住宅も実際に見て体感することで初めてわかることがたくさんあります。
例えば図面や写真だけでは、次のようなことがイメージしにくいポイントです。
- 日当たりや風通し
- 空間の広さや圧迫感
- 実際の生活動線(キッチン⇄洗面所⇄リビングなど)
- 収納や家具の配置イメージ
そのため、住宅展示場やモデルハウス、建売住宅の現地見学などで、できるだけ多くの“試着”をすることが重要です。
営業マン=信頼できるスタイリスト|家選びを一緒に考えてくれる存在
洋服選びで頼りになるのは、自分の好みと似合うスタイルを理解して提案してくれるスタイリストのような販売員さん。
住宅選びでも、営業マンや担当者との相性はとても重要です。
- 希望条件をしっかり聞いて提案してくれる
- デメリットもきちんと説明してくれる
- 押し売りではなく一緒に考えてくれる
こんな担当者に出会えると、家探しはぐっとスムーズになります!
一方で、ポータルサイトでネット検索だけしていると、“試着せずにネットで服を買う”ようなもの。
これが実際に資料請求や展示場見学をして、複数の会社・担当者と話をしてみるのがおすすめな理由です。



実際に営業さんと話すことで、情報も集まるんだ
住宅タイプ別|こんな人に向いている・向いていない
マイホームの選び方に「これが正解!」という答えはありません。
ですが、住宅のタイプによって向いている人・向いていない人の傾向はあります。
| 住宅タイプ | 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|---|
| 注文住宅 | ・理想の間取りやデザインを細かく実現したい ・打ち合わせや準備にしっかり時間をかけられる ・「こだわり」を大切にしたい | ・早く入居したい ・予算に余裕がない ・決めごとが多いのが苦手な |
| 規格 セミオーダー住宅 | ・コストを抑えつつ、ある程度は自分好みにしたい ・ゼロからすべて決めるのは大変だと感じる | ・自由設計をフルに楽しみたい ・細部まで徹底的にこだわりたい |
| 建売住宅 | ・価格や仕様が明確な中で効率よく家探しをしたい ・短期間で入居したい ・完成した家を見て決めたい | ・間取りやデザインに強いこだわりがある ・理想を細かく叶えたい |
「建売住宅」と「注文住宅」は対比されがちですが、実際には「規格住宅・セミオーダー住宅」という中間の選択肢もあります。
「どんな家に住みたいか」だけでなく、「どんな進め方が自分たちに合っているか」も意識すると、後悔のない選択につながりますよ。




自分たちに合う家を見つけるための行動ステップ
住宅のタイプがイメージできたら、次は実際の行動です。
条件を整理する
まずは家族でじっくり話し合い、希望条件を整理しましょう。
- 家族構成・ライフスタイル
- 優先順位(立地・間取り・価格・学区など)
- 「譲れない条件」と「妥協できる条件」
最初から完璧な家を探そうとすると迷走しがちなので、優先順位をはっきりさせておくことが重要です。



「譲れない条件」を先に決めるのもアリ
複数の住宅タイプを“試着”してみる
洋服も実際に着てみないと分からないように、家も見学して初めて気づくことがたくさんあります。
図面や写真だけでは分からない「光の入り方」「間取りの広さの感覚」「設備の使い勝手」などは、現地でしか体感できません。
おすすめは、注文住宅の展示場・建売住宅の現地見学・規格住宅のモデルハウスをそれぞれ1回ずつは体験してみること。
それぞれの特徴や雰囲気が分かると、「自分たちはどのタイプがしっくりくるか」が見えてきます。



見学するとイメージや方向性が具体的にまとまりやすいよ
信頼できる担当者・会社と出会う
家探しでは、担当者との相性もとても重要です。
営業マンが「条件をヒアリングして、ぴったりの提案をしてくれるか」「押し売りではなく相談に乗ってくれるか」は、理想の家と出会えるかどうかに大きく影響します。
1社だけでなく、複数の会社や担当者と話をして比較してみると、自分たちに合うパートナーが見えてくるもの。
資料請求や展示場予約を活用して、無理のない範囲で情報を集めてみましょう。



私たちも複数の担当さんに話を聞いたことで、視野が広がりました!


まとめ|“好き”も“似合う”も大切に、自分たちに合う家を見つけよう


注文住宅・規格住宅・建売住宅には、それぞれにメリット・デメリットがあります。
大切なのは、洋服選びと同じように「自分たちに合うスタイル」を意識すること。
「好きなデザイン」だけでなく、「実際の暮らしに合うか」をしっかり見極めることで、後悔のない家選びができます。
そのためには、実物を見て住み心地を体感する、そして信頼できる担当者と出会うことが理想の家への近道です。



わが家も理想だけでなく“合う家”を意識して、今の家に決められました!
家探しは、まるで「運命の一着」を探すようなもの。
“好き”も“似合う”も大切に、家族にとってぴったりの1軒を見つけてくださいね。
【わが家が後悔のない建売選びができた理由】
「良い建売住宅」に出会えるかどうかは、たしかにタイミングやご縁も関係します。
でも、実は “当たり” を引ける確率をグッと高める方法があるんです!
- 自分たちの理想・希望をしっかり言語化しておく
- 家の性能や価格相場について、ある程度知識を身につける
- いくつかの物件や会社を比較して、目を養う
とはいえ、これらを自力で全部やるのは大変そう…時間もかかりそう…と思う方も多いはずです。
そんなときにオススメなのが「注文住宅(モデルハウス)の見学」に行くこと。
実は、注文住宅を見学すると
- 住宅会社の提案力や標準仕様が分かる
- 建売と注文の“違い”がよく理解できる
- 予算や希望の整理が自然とできる
などなど、建売選びにも大きなメリットがたくさん。



わが家はこの方法で、理想の建売に出会えました!


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