第3回:分譲モデルハウスを見学して気づいた“建売の良さ”

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

こんにちは、「たてうり日和」を運営しているひよりです。

第2回の前回は、地域密着型の工務店やローコスト住宅を見学して感じたことをお話ししました。

今回はその続きとして、分譲モデルハウス(=建売住宅)を見学したときの体験をお話しします。

この見学が、わが家が「建売住宅もいいかも」と考えるようになった大きな転機でした。

この記事のポイント

“建売住宅=妥協”というイメージが変わるきっかけに

完成物件を見て、リアルな生活を想像できた

土地・建物・外構込みの価格が明確で安心感があった

目次

「建売住宅=妥協」という思い込み

家づくりを考え始めた当初、私は正直“建売住宅には少しマイナスのイメージ”を持っていました。

「間取りが決まっていて自由がない」「使っている素材が安そう」など、そんな印象です。

SNSや雑誌では“注文住宅こそ理想”みたいな雰囲気もあったんだよね

だからこそ、当時は建売を選択肢に入れていませんでした。

でも、工務店やローコスト住宅で予算・土地・仕様のバランスに悩んでいたとき、「分譲モデルハウス見学会」という文字が目に入りました。

その案内にはこう書かれていました。

【実際に販売中の建売住宅をモデルハウスとして公開中】

つまり、見学して気に入ればそのまま購入できるタイプのモデルハウス。

興味半分、不安半分の気持ちで、見学予約をしてみることにしました。

見学当日、予想外の第一印象

見学当日は、営業担当の方が笑顔で迎えてくれました。

さっそく家を見てみると外観はシンプルモダンで、ぱっと見ただけでは建売とは分からないほどおしゃれ

イメージしてたよりずっと素敵…!

玄関ドアを開けると、すぐに吹き抜けの明るいリビング。

その家は白を基調とした内装で、木目のフローリングが温かい印象でした。

キッチンやお風呂、洗面所なども完成していて、まさに“暮らしのイメージが湧く”空間。

注文住宅のように想像する手間がなく、「このまま住める」リアルさに驚きました。

間取りを見て感じた“ちょうどいい設計”

建売住宅というと「どれも同じような間取り」というイメージがありましたが、実際は違いました

生活動線だけでなく、土地の大きさや隣家との位置関係をしっかり考えて設計されており、無駄がない印象です。

最初に見学した家では、リビング階段で家族の顔が見える動線、洗面室と脱衣所が分かれていて使いやすい設計など、実際に暮らすことを前提にした“ちょうどよさを感じました。

ちゃんと生活感を想定して作られているんだなって思ったよ

特に印象的だったのは収納の多さと位置。

各部屋にクローゼットがあり、玄関にも土間収納がある。

ここにあると便利!な位置にちょうど収納が設計されていました。

賃貸暮らしで収納不足に悩んでいた私には、これだけでも大きな魅力です。

注文住宅も建てている会社だからこその配慮でした

実際に建売の価格を聞いてみた

見学の最後に、営業さんから「この建物の価格と内容」を説明してもらいました。

土地+建物+外構+諸費用を含めて総額3,000万円台前半。

もちろん地域や時期によって差はありますが、同じ立地で注文住宅を建てるよりも数百万円ほど安い計算でした。

「えっ、土地込みでこの価格なんですか?」って思わず聞き返したよ

しかも建売の場合、すでに完成しているため追加費用が明確。

注文住宅のように「オプションでどんどん上がる」心配がないことも安心でした。

営業さんは「建売=安い家ではなく、“コスパの良い家”として選ばれる方が多いんですよ」と話してくれました。

この言葉が、私の中で建売へのイメージをガラッと変えた瞬間です。

生活のイメージがリアルに湧いた

展示場や間取り図では感じられなかったのが、“リアルな生活動線”

実際に完成した建売住宅を歩いてみると、「このリビングで子どもが遊ぶ姿」や「洗濯物を干す動線」が自然とイメージできました。

好みじゃない間取りでも、メリットやデメリットを体験できるのがすごく良かった

またキッチンや浴室、トイレといった設備も標準仕様で十分

「これでいい」「これがいい」と思える部分が多く、“あれもこれも”と迷わないのが建売住宅の良さだとも感じました。

「住みやすそう」が「住みたい」に変わった瞬間

見学を終えて家に帰る途中、夫とこんな話になりました。

「注文住宅にこだわらなくてもいいかもしれないね」

それまでは“建てる”ことに憧れていた私たち。

でもこの見学をきっかけに、“暮らす”ことを重視する考えに変わっていきました。

建売でも、こんなにいい家があるんだってびっくりしたな

建売住宅には、完成しているからこそ見える安心感があります。

完成前の「出来上がりが想像と違った…」という不安もなく、実際の陽当たり・風通し・周辺環境を確認できるのも大きなメリットでした。

まとめ|建売住宅の見学で得た気づき

この見学を通して私が感じたのは「建売住宅も立派な選択肢のひとつ」ということ。

注文住宅と比べて自由度は低いけれど、完成した家を見て納得して買える安心感と、コストの明確さが大きな魅力でした。

色んな間取りで生活をシミュレーションできるのも良かったよ

この体験がきっかけで、私たちは「建売住宅を中心に探してみよう」と方向を決めました。

次回は、実際に複数の建売住宅を見比べてわかった“選び方のポイント”をお話しします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次