マイホームを考えたとき、「注文住宅にする?それとも建売住宅?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

わが家も予算と自由度のバランスで、すごく悩みました…!
建売住宅と注文住宅にはそれぞれにメリット・デメリットがあり、違いを知っておくことが後悔しない家選びの第一歩です。
本記事では「建売住宅とはどんな家なのか」「注文住宅との違い」について、分かりやすく解説しました。
さらに「自分に合った選び方」も分かるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- 建売住宅とはどんな家なのか
- 建売住宅と注文住宅それぞれのメリット・デメリット
- どっちが向いてる?自分に合った家の選び方
建売住宅とは?
建売住宅の定義
土地と建物がセットで販売されている住宅のこと
未完成の計画段階でも「建売住宅」ですが、間取りや設備は建築会社やハウスメーカーによって決められていることがほとんどです。



「分譲(ぶんじょう)住宅」も建売と同じ意味だよ
実は建売住宅といっても、会社や仕様によって大きな違いがあります。


入居までにかかる期間の目安
完成済み物件:最短で1か月程度
(ローン審査や契約がスムーズな場合)
建築中の物件:工事完了まで+2〜6か月
「早く入居できる」のが建売住宅の大きなメリット!
注文住宅とは?
注文住宅の定義
土地を選んでから、間取りや仕様を自分で決めて建てる住宅のこと
土地の購入からデザイン、間取りや設備まで、自分たちの好みやライフスタイルに合わせて決めることができます。



理想の家づくりをしたいなら注文住宅だね
また建築会社が決まっている「建築条件付き土地(売建住宅)」は、間取りや設備を自由に決められるため「注文住宅」の分類です。
フルオーダーとセミオーダーの違い
フルオーダーは「完全自由設計」とも呼ばれ、間取りや設備を自由に決められるものの費用が高くなっていまいます。
セミオーダーは決められた間取りや設備から選んで設計する制限がありますが、費用やかかる時間を抑えることができます。
建築期間と入居までの目安
土地探し・契約:1〜6か月
(人によって差が大きい)
打ち合わせ・設計:2〜4か月
建築工事:4〜6か月
(規模や季節で前後)
合計:早くても8か月〜1年以上
建売住宅と注文住宅の違い【比較表】



建売住宅と注文住宅の違いを表にしてみたよ
| 項目 | 建売住宅 | 注文住宅 |
|---|---|---|
| 購入価格 | 比較的安い・相場が明確 | 高め・仕様により変動大 |
| 入居までの期間 | 早い(最短1か月) | 長い(半年〜1年以上) |
| 自由度 | 低い(間取り・仕様は決まっている) | 高い(設計から選べる) |
| 資産価値と将来性 | 標準的な間取りは人気 | 大手メーカーは人気 |
| 向いている人 | コスパ重視・早く住みたい人 | 理想の家を追求したい人 |
実は、建売派の人でも住宅展示場を見学すると役立つ情報がたくさんあります。
注文住宅と迷っている人はもちろん、そうでない人でもモデルハウスを見てみると、自分たちの理想やイメージが具体的になりますよ。


建売住宅のメリット



建売住宅のメリットはこちら
- 価格が注文住宅よりも安く分かりやすい
- 完成物件を確認できる
- 早く住めてタイパが良い
価格が注文住宅よりも安く分かりやすい
建売住宅は仕様やプランがあらかじめ決まっているおり、同じレベルの注文住宅と比べると価格を抑えやすいのが特徴。
総額が明確に提示されるケースが多く、追加費用の心配も少ないため安心して購入しやすいのが魅力です。


ただし登記費用や税金などの「諸費用」は、注文住宅より分かりやすいもの必要になります。


完成物件を確認できる
完成済みの家を実際に見てから購入を決められるのも建売ならでは。
図面だけでは分かりにくい日当たりや広さ体感でき、イメージと現実のギャップが少なく済みます。
住んだ後の暮らしを想像しやすいのも大きなメリットです。



実物を見て選べるのって安心
早く住めてタイパが良い
建売住宅は契約後すぐに入居できる物件も多く、契約から1〜2か月程度で入居できるケースも。
コストパフォーマンスだけでなく、タイムパフォーマンスにも優れています。
そのため、転勤や進学などで「急いで引っ越したい」という家庭にとって心強い選択肢です。
建売住宅とのデメリット



建売住宅のデメリットはこちら
- 間取りや設備の自由度がない
- 建築中の様子が分からない
間取りや設備の自由度がない
あらかじめ仕様や間取りが決まっているため、「収納を増やしたい」「キッチンを広くしたい」と思っても変更が難しい点があります。
建築中の様子が分からない
完成済みで販売されるため、基礎や断熱材の施工などを確認できません。
施工の丁寧さが気になる方にとっては、不安材料となることもあります。



完成すると見えなくなる部分は気になるかも
建売住宅のメリットとデメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。


注文住宅のメリット



注文住宅のメリットはこちら
- 間取りの自由度が高い
- 設備や住宅性能にこだわれる
- 建築中の様子が分かる
間取りの自由度が高い
ライフスタイルや将来の家族構成に合わせて、理想の間取りを自由に設計できます。
そのため子育てや二世帯同居など、将来を見据えた住まいづくりも可能です。
設備や住宅性能にこだわれる
キッチンやお風呂の仕様、断熱性や耐震性など、自分たちが重視するポイントを反映できます。
長く快適に暮らすためのこだわりを詰め込めるのが魅力です。



色んな希望を叶えられるよね
建築中の様子が分かる
基礎工事から上棟、内装工事まで家づくりの過程を確認できるので安心感があります。
施工の丁寧さを自分の目でチェックできるのも大きなメリットですね。
注文住宅のデメリット



注文住宅のデメリットはこちら
- 費用が高い、追加費用がかかる場合もある
- 住めるまでに時間がかかる
費用が高い、追加費用がかかる場合もある
自由度が高い分、こだわればこだわるほど費用が膨らみがちに。
標準仕様以外を選ぶと追加費用が発生するため、予算管理が大切になります。
また外構費用(エクステリア、家の外まわり)も意外と費用がかかり、見落としがちなポイントです。



追加がどこまでかかるか読めないのが不安…
住めるまでに時間がかかる
土地探しやプランの打ち合わせ、建築工事などに時間が必要で、入居までに半年〜1年以上かかることも珍しくありません。
すぐに住みたい方には不向きです。
建売住宅と注文住宅どっちが向いている?


建売住宅に向いているのはこんな人
- 家づくりに時間や手間をかけず早く入居したい
- 完成済みの家を見て安心して選びたい
- 予算を抑えてコスト重視でマイホームを手に入れたい
- 土地と建物がセットになったシンプルな手続きがいい
注文住宅に向いているのはこんな人
- 家の間取りやデザインにこだわって理想の家をつくりたい
- 設備や内装を細かく選びたい
- 家づくりの打ち合わせやプロセスを楽しめる
- 時間や予算にある程度余裕がある
どちらが自分に合っているか迷う方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。


まとめ|迷ったらまずは見学してみよう!
建売住宅と注文住宅には、それぞれに良さと注意点があります。
- 価格が注文住宅よりも安く分かりやすい
- 完成物件を確認できる
- 早く住めてタイパが良い
- 間取りや設備の自由度がない
- 建築中の様子が分からない
- 間取りの自由度が高い
- 設備や住宅性能にこだわれる
- 建築中の様子が分かる
- 費用が高い、追加費用がかかる場合もある
- 住めるまでに時間がかかる
大切なのは「どちらが自分や家族の暮らしに合っているか」を見極めること。
実際に家の広さや雰囲気を体感すると、きっと自分たちの理想が少しずつ見えてきますよ。
もし迷ったときは、気になる物件や展示場を実際に見学してみるのがおすすめ!



自分たちの希望がハッキリさせるのがポイント
【わが家が後悔のない建売選びができた理由】
「良い建売住宅」に出会えるかどうかは、たしかにタイミングやご縁も関係します。
でも、実は “当たり” を引ける確率をグッと高める方法があるんです!
- 自分たちの理想・希望をしっかり言語化しておく
- 家の性能や価格相場について、ある程度知識を身につける
- いくつかの物件や会社を比較して、目を養う
とはいえ、これらを自力で全部やるのは大変そう…時間もかかりそう…と思う方も多いはずです。
そんなときにオススメなのが「注文住宅(モデルハウス)の見学」に行くこと。
実は、注文住宅を見学すると
- 住宅会社の提案力や標準仕様が分かる
- 建売と注文の“違い”がよく理解できる
- 予算や希望の整理が自然とできる
などなど、建売選びにも大きなメリットがたくさん。



わが家はこの方法で、理想の建売に出会えました!


注文住宅の見学にはいろいろな方法がありますが、まずは来場特典やキャンペーンのあるイベント参加が一番手軽でおトク。
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